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『ロゴバキリムと北欧名作家具』     終了しました。

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今回の展示会は、趣向を変え、北欧家具とのコラボレーションをテーマに、トルコの遊牧民の織物キリムを中心にご紹介しています。

東京、大阪を中心に活躍されているロゴバさんは、日本を代表する近代キリムの専門店です。
その活動は、キリム専門店にとどまらず、建築やインテリアデザインに及び、キタニの北欧名作家具を販売する大阪の拠点として、素晴らしい仕事をされています。
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ロゴバさんのハイセンスな感覚で織り上げられたオリジナルの『ロゴバキリム』は、近代の最高峰と言われています。
過去から受け継ぐ伝統を守りながら、手で紡いだ良質なウールの糸を草木染にして、優れた織手により時間をかけ丁寧に織り上げられているのが特徴です。
伝統的なキリムは、現代でも遊牧民の女性の家内職とて自由に織られていることから、けして工業化とは無縁な世界です。『ロゴバキリム』も同様に、染め方、織り方は家族から受け継がれ、織手の感性でじっくりと織られていることから、同じ柄であっても1つとして同じ物はできません。

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『ロゴバキリム』の最大の特徴は、『アブラッシュ』という技法で織り上げられていることです。『アブラッシュ』とは、天然の染料による糸の濃淡と、手紡ぎならではの大小の太さが作り出す独特な表情で、使えば使うほど味わいの増す織り方です。

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キリムの文様には様々な織り手の願いが込められています。
上 『ハンド』という文様で、手をモチーフにしています。羊を襲う狼や遊牧民の生活を脅かす邪悪なモノが入らないようにという願いが込められています。

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上 矢印の集まりを意味する『サップ』は、人々の幸せな方向へと導く伝統的な文様です。
居場所を常に移動しながら生活する遊牧民にとって迷うことなく幸せの方向への導きを表しています。

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上 飛ぶ鳥を抽象化した『フライングバード』と言う文様は、木の実を求めて飛んで行く鳥を意味しています。
遊牧民にとって鳥は、生きることに最も大切な水と、羊の餌である草木が繁茂するオアシスを教えてくれる存在として考えられ、幸せとの出会いを意味しています。

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上 オールドのキリムを使ったクッション
風合いはともかく、その文様の意味を見ながらお好きな柄をお選びいただけます。

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期間中は、さまざまなサイズの『ロゴバキリム』を取り揃えています。

そして、今回の展示会の見所は、ロゴバキリムとキタニの新作家具とのコラボレーションです。
キタニの新作は、ヤコブ・ケアの英国のクラシックが手本となった、北欧ならではの逸品です。
ヤコブ・ケアが1950年に王妃に献上した『プリンセスデスク』は、北欧家具の中で名作中の名作です。
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伝統の追求というテーマに、製作方や塗装も当時の物に限りなく近い手法で作られていることから、古いビンテージ家具をご存じの方からは、アンティークですかと質問があるほどの完成度です。

キリムは、50年でオールド、100年以上でアンティークとなり、その価値を高めていきます。ロゴバキリムは、手紡ぎ、天然染料、織手のセンスと三拍子揃ったキリムとして、今後その価値を高めるに値する物であることは間違いありません。

今回の展示会は、私達にとって家具以外の作品を本格的に紹介した初めての試みです。
北欧家具と調和しながらお部屋を彩る敷物として、是非 この機会にお好みのキリムを探しながらキタニの北欧家具を再発見してみてはいかがでしょうか。

『ロゴバキリムと北欧名作家具』展
10月16日(火)から11月4日(日) 期間中無休
11時〜19時

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