Jul
27

美しいドレッサー


2012.07.27_11
家具の仕事は、『造り付けの家具』と『置き家具』に分けることができます。
そもそも『置き家具』は、椅子やテーブルなど単品として限定した機能を持っている物を言いますが、美術品のように高度に作り込まれたキャビネットなどもその一つです。

一般的には、メーカーの既製品を購入するケースがほとんどでしたが、最近は、トレンドを重視する小売店が多く、どこの店も同じ製品が並び、思考の強い家具が見られなくなっているのが現状です。そんなことから特注で作る依頼も多くなっているように感じます。

今回は、『置き家具』の中でも、作り込むドレッサーをテーマに、化粧台の機能と、伝統的な職人の技術を再構築した家具を製作いたしました。
2012.07.27_01
2012.07.27_02
フラットの時はライティングテーブルとして使い、天板を跳ね上げることで鏡台になります。

2012.07.27_03
アリ組の加工した引出し。

2012.07.27_04
2012.07.27_05
跳ね上げ時には、化粧品を取り出すことができ、奥には大型の化粧瓶が収納できます。
2012.07.27_06.jpg
引出しにはトレーがあり、化粧瓶を乗せることもできます。

2012.07.27_12
ナナ・ディッツェルのND-04アームチェアと合わせています。

本来の家具製作の醍醐味は『置き家具』の世界です。
それは、伝統的なデザインや技術を発揮できると共に『どこから見ても美しく仕上げる』という作り手の気持ちを込めることができるからです。

既製品では満足できないという方は、是非ご相談下さい。

Monthly Archives